maayah_worldtravel_diary

大学2年生、休学し世界一周の旅に出る

アルバイトについて②

随分前に『アルバイトについて①』を書いて、そのまま放置になってました。。

先日読者の方に、「②めっちゃ気になるんだけど〜」と言われ、続き書きました!

①はこちら👇

https://maayah.hatenadiary.jp/entry/2019/04/11/224335

 

前回では、9月末にパチンコのアルバイトを始める経緯を書きました。

今回は、大学入学後から出国(2019年度5月頭)までのアルバイトの概要、評価、感想を書きます!

f:id:kotaro0123:20190819072908j:image

自分の記録用に書いた「アルバイト 評価レビュー」に手を加えた作ったので、いつもより言葉遣いが荒かったり、統一感がないですが、読んでいてよりリアルな体験が感じれると思います。

※あくまで個人的な感想であり、一般論ではありません。批判ではありませんので、ご了承ください。

 

【経験したアルバイト】

短期のアルバイトを除いて、全部で7種類 ※()内は期間

 

高校受験予備校集団授業講師(2018.4月〜5月)

 

(部活をしていた間はやらなかった)

 

→パチンコ店スタッフ(9月末〜11月頭)

→家庭教師(11月〜4月半ば)

→某家電量販店でプリンター販売(12月)

 

(大学が春休みに突入)

 

→某家電量販店で掃除機販売(2019.1月半ば〜2月半ば)

→某ベンチャー企業でお手伝い(2月頭〜4月半ば)

 

大学が休みに入った2月頭からは、3つのアルバイトを掛け持ちし、週8で働きました。

月〜金 朝から夕方 都内のベンチャー企業に出社

土日 朝から夜まで 家電量販店で販売

火曜(と時々平日もう一日)の夜 家庭教師

2ヶ月と少しで90万円ほどもらいました。

f:id:kotaro0123:20190819074839j:image

当時の予定表。水色と赤がバイト

もはやもう楽しかった笑笑

 

 

僕は、アルバイト漬けの大学生活は良いと思いません。

でもこの2ヶ月半に関しては非常に思い出深いものになりました。

f:id:kotaro0123:20190819073002j:image

東京のオフィスで社会人の方に溶け込んで作業をする中で、日本のサラリーマンの現状を沢山見れたこと

 

販売業務を通じて、どうしたら多様な世代の人の心を掴めるのか、考え練習する機会が得れたこと

f:id:kotaro0123:20190819073048j:image

家庭教師をする中で、浪人時代があるから今があるのだなぁ、、とまた思い出すことが出来たこと

 

バイトというより部活やってたみたい?笑

多忙でしたが、何か清々とした日々でした。

バイトだけで終わらせたくなく、誘われた遊びにも顔を出していたので、

身体はちぎれそうでしたが、どうにか守られて、無事に終えることができました。 

 

【アルバイト レビュー】

1. 高校受験予備校 集団授業講師

f:id:kotaro0123:20190819074635j:image

評価(5段階) ☆

時給 2200

期間 2018年4~5月

業務内容 集団授業講師(英語)、生徒帰宅時の見守り

感想

割りに合わない。時給が適用されるのは授業をやっている40分間だけだから、3コマやってやっと4000ちょい。それ以外は最低賃金が適用されるし、生徒帰宅後残らされて片付け、模擬授業をやらされて24時ぐらいまで残ってるのに、時給は22時までしか入ってなかった。大学の先輩からの評判は悪かったが、その通りだなと思った。

教える内容から自分が学ぶこともないので、時間の浪費に思えてしまったので1ヶ月経たずで辞めた。

生徒(近くの公立中学2年)は親に通わされている子達が多かったなぁ。向こうに勉強のモチベーションがないので、伝わらないことが多かった。でもみんな無邪気で可愛かった!勉強を教えるのではなく、一生徒として関わりたかった。自分は子供が好きだと確信したのも、このバイトを通じて。人生のどこかのタイミングで先生したいなぁとは思うんだよね笑

黒板に字を書いて教えることに憧れがあって、たかが一ヶ月だができてよかったと思う。

 

 

2. パチンコスタッフ@横浜

評価 ☆☆☆

時給 1300(深夜1625)

期間 2018年9月23日〜11月4日

業務内容 フロアでの接客、開閉店作業、トイレ点検

感想

ハードだが楽しかった、がハードだった。パチンコは普段自分がしないから、どんな世界か見て見たかった。もっとお客さんの治安が悪いかと思っていたが全然そんなことなかった。スタッフ側の体制は非常に整っていたし、先輩たちは丁寧に優しく教えてくれた。働いた場所は関東で2番目の稼働率の大きい店舗で、なるほどこれが関東No.2のパチンコ店か、と頷けるほどだった。

しかしながら体力面で流し・箱替えを8時間続けるのはハード(女の子はフロントもできるが、男だとフロアで使われる)だし、タバコの煙は実際きつかった。後の家電量販店のバイトよりも時給が大幅に低いのも考えると、これもある意味割りに合わない仕事だったかもしれない。

しかしながら超満員のお店であれだけの作業をこなせるようになった自分は、確実に以前よりもキャパアップしたと思う。

常連さんは顔も覚えてくれて、ニコッとしてくれるから嬉しかったな。

 

 

3. 某家電量販店 プリンター販売

評価 ☆☆☆☆

時給 1800

期間 2018.12.1~31

業務内容 プリンターの販売員

感想

時給が高い点以外はあまりおすすめ出来ない。ずーっと立ちっぱなしで暇。もはや鬱になりそうだった。笑

お客さんが来なくて暇な時は、パンフレットにテキストのコピーを挟んで勉強もしたが途中から飽きてきた。接客に関してはお客様に安くていいものを提供したいということと、お店の人は値切りをしたくないという事実の狭間でバランス取るのがちょっと難しかったが、まあトーク力でなんとかした。量販店のスタッフはイヤな人が多い印象。みんな自分のもち範囲の仕事さえこなせればいいやとでも思っていそうで、店全体で生産性が上がりそうな余地は全く感じられなかった。(もちろん親切な店員さんもいるが、その人はその人で本当に苦労してそう。。可哀想だった。)

ネットショッピングが台頭し、小売店が苦境に立たされている中、何かしらを変えて行かないと生き残りは厳しいのでは?

 

f:id:kotaro0123:20190819074706j:image

派遣会社の担当の人は、割と歳が近くて、仲良くしてくれた。

最後終わった日にアイス奢ってくれて、クリスマス近い頃に2人で座って食べたあのシュールな想い出は忘れられない!笑

ありがとうございました。

 

4. 某家電量販店 掃除機販売

評価 ☆☆

時給 1800

期間 1/13~2/17の土日祝日 10:00~18:30

業務内容 掃除機の販売・売り場の整理

感想

プリンターの時みたく1人ではなく、もうひとり教えてくれるおじさんと一緒だったから、パンフに挟んで勉強は出来なかった。土日になると結構憂鬱に感じた。朝、顔がむくみながら行って、あいさつした後掃除機の中身をあえて時間かけて掃除して初めの1時間を潰し、そっからぼちぼち客きて、、みたいな感じ。

プリンターよりもお客さんくるのは驚いた。単価もスティックなら3〜5万円と高いのに。社員の嫌がらせ(言うことは全部無視するし、接客してたお客さん奪って「もうどっかいけ」って言ってくるし、無言でどついてくるし、やることやることケチつけてくるし何度ぶん殴ろうと思ったことか)を受けたのはムカついた反面、

こんな狭くてストレスたまる世界にずっといたらそりゃそうなるかとの納得もあった。プリンターでてっきり自分は販売を良くできるんだって勘違いしてたけど、(←主力で売り出したい製品の販売率が神奈川でNo.1だったみたい。お陰で3月は時給が1800→2000になった)

それはプリンターが2社しか大手がなくて、その製品には明確なコンセプトがあるからなんだって気付かされた。

一旦他社に決めかけたお客様に「まあまあせっかくなので試して見てください」って自社に誘導するやり方とか、おじさんから学んだかな。それよりも、そのおじさんと話した現代の問題とか時間とか約束守る大切さとかそっちの方が大きかった。唯一の良さは交通費が家から全額支給だったから、その日の飯代ぐらいは確保できたことかな。

まあもうやりたくない。

あとは派遣会社適当すぎ。ベストの返却とか俺が辞める時のやり取りとか何やっとんのって感じ。仕事が適当。雑。あんな社会人にはなりたくない。

 

f:id:kotaro0123:20190819074959j:image

そうこうしているうちに春が来てた。

写真は新橋でA型肝炎の予防接種のあと、浜松町の会社に向かっていたとき。

あと少しなんだ

って励ましてくれた桜🌸

 

5. ベンチャー企業@浜松町 ライター(前半)

f:id:kotaro0123:20190819075134j:image

やっと時給良さげで夜の仕事以外のを見つけられて、2人で合同で面接して、自分が通ったときのホッとしたことやら…。。

1人で祝って品川でお寿司食べたの懐かしいなぁ、、

 

評価 (バイトとしては)☆☆☆☆☆(成長としては)☆☆

時給 2000

期間 2/8~4/11 平日ほぼ全日 10:00~18:00/13:00~18:00

業務内容 新システム移行のための文字打ち

感想

東京のオフィスでいわゆるサラリーマンみたいに働くことに少しばかり憧れがあったので、最初はウキウキしていたが…

すぐに退屈になった。

まず説明されていた業務と全く違う。先輩社員についていき、企業の概要をまとめるライターの仕事だと聞いていたが、実際ただの文字うちだった。

はじめの二日間は音楽聞いてよかったから「知らない音楽を覚えていける」と言う意味合いで有意義だったが、途中からなぜか禁止されてただただ文字うちするだけになった。自分は電話対応がないので、イヤホンつけたところで負の影響はないのでは?

なぜ生産性が落ちるのに禁止にしたのか。意見箱に入れたけど返事は返ってこなかった。

全然収穫なかったようで実はいいもの得れたのかなぁと思うのは3点ほど。

①これからの時代淘汰されていくであろう「日本企業」の現状を肌身を持って知れたこと(会社の体質、上司部下の関係性、非効率さ、非論理的な戦略)改革が必要なはず

②高卒が普通に就職する際、かわいそうなぐらい条件が悪いのに、おそらく当の本人は気づいてもいないと言うこと。だから勉強(机の上も、実地的な方も)は大事なのだと肌身をもって知れたこと

③アルバイトの範囲では、必ずしも、時給が高い⇔能力が要求される仕事⇔自分の能力アップにつながる仕事、ではないと言うこと。

  • 部下たちは思考停止してる。言われたことをやるだけ。「営業行ってきます〜」「おかえりなさいませ〜」
  • テレアポでアポが取れない’結果’に対して怒声を上げていた上司には「お前アホちゃうか」って言いそうになった。成果が上がるように考え、改善するのが上司の仕事じゃないのかな?
  • 求人メディアで「先輩がよかったから入社した」「当社は人が売りです」「自分の得意分野は体を動かすことなので活かせそうな…」等々非常にぬるいことしか書いてなくて、本当に驚いた。自分の職業ってその程度かい。
  • 自分の会社なら絶対こんな雇い方しない、と思った。インセンティブが全くないのなら、「時給」×「高給」→「いかにサボって時勤務時間を過ごすか」に人間ならなると言う当たり前のことに彼ら幹部は気づいているのか。力のある者に力を出し切ってもらうという当たり前のことが今の日本の企業の多くはできていないのではないか、と思った。みんな絶対もっと出来るのに。

 

6.グループ会社にて ライター(後半)

評価 ☆☆☆☆☆

時給 2000

期間 4/5~16

業務内容 人事部の社員に引っ付いて書類整理、逆採用の手伝い、20卒会社事業説明会資料作り、会場設営

感想

とってもとっても貴重な経験をさせてもらった。業務内容は今後就活する時、またはしなくても人生において、きっと役立つものとなった。たくさんのひとのESや面接評価シート、逆採用のプロフィールを見させてもらった。色んな人の「就活」を俯瞰させてもらって、自分がすべきことが見えたと言うより、どうやったらみんなに埋れてしまうのかがすこしわかった気がする。1番の思い出はやはり最後のサプライズ。たかがアルバイトなのにこんなことしてもらって、その会社としてのあったかさを感じた。最後向こうから質問してくれたことからも、自分の知らないところで見ててくれてたんだなぁと感じた。

説明会に遅刻しかけた人への会社の対応を見て改めて就活という場は「企業が」優秀な学生を採用’したい’場なのだと感じた。自分がそれに見合う何かを持っているなら強気で行くべきだし、もしもトラブルあっても落ち着いてやるべき。逆に持っていないのに小手先で何かしたところで、すぐ見透かされると思う。

 

7. 家庭教師(数学と、最後少し英語と世界史)

f:id:kotaro0123:20190819080140j:image

自分が読んでいた本について、とか

大学生活のこととか

休憩時間に勉強以外のことも話せて、彼にとっても視野を広げる機会を作れたのではないかな?

 

評価 ☆☆☆☆☆

時給 4000

期間 11月から4月半ばまで

業務内容 京都大学志望の高校2年生に教える

感想

1番楽しかったし、やりがいがあった

なんと生徒は自分の同じ高校の子!

運命的な出会いに感謝してる。候補となる先生が2人いて、模擬授業を一回ずつしたのち、自分を選んでくれて、本当に嬉しかった

1番面白かったのは、自分が受験生の時、解けなかったであろう数学の問題が解けるようになっていたこと。「受験生」という括りを外れて、少しだけ頭が柔らかく、広く考えられるようになったからかもしれない。

自分が浪人を通じて得たことを余しなく伝え切って、生徒は分かる度に感謝してくれて

ほかの2つのバイトで疲れてたけど、これに関しては行くのは苦じゃなかった。

帰っても家庭教師はやりたいなぁ。

受験生を見ていると、浪人を経て今大学にいるんだ、ということも再認識させてくれるし、だからこそ大学生活をどう過ごすのかを確認させてくれる

すごいよいバイトだった!

 

 

というわけで…

非常に荒いブログになってしまって申し訳ないです。

主に感じたことはこんな感じでした。

改めて申しますと、これらはあくまで個人的な感想で、一般論を示すものではありません。ご了承くださいませ。

 

では!

2019.8.18 Guadalajara, Mexico🇲🇽 Maayah